はじめまして、代表の菊池 昌志です。
私は現在、コントラバス奏者としても活動をしていますが、楽器との出会いや携わるきっかけとなったエピソードを少しご紹介させてください。
学生の頃から楽器を演奏していましたが、音楽大好きっ子というわけではありませんでした。クラブ活動で楽焼をやっていて将来の夢は「楽焼職人」になることでした。
ある日、音楽の授業で私の歌声が良かったのでしょうか、音楽の先生からスカウトされたのです。楽焼クラブの活動があるので断るつもりでしたが、合唱部は土曜日の授業終わりの午後に活動していたのでした。
先生から「お弁当を持ってきていいよ」という言葉につられて、楽焼クラブと掛け持ちで合唱部に在籍することになり、体育祭の時期に器楽部と合同で鼓笛隊の練習するようになると、大太鼓に抜擢されました。
しかし、まだ演奏への世界へ自ら進もうとは考えていませんでした。中学へ進学した時は運動部に入部しようと考えていました。同じクラスの友人が「吹奏楽部に入ろうと思っているんだけど、一緒に見に行かない?」と誘われて、見学に行ったところ、顧問の先生から「君はこれだ」とチューブを手渡されました。
仮入部を経て正式に入部、せっかくだから3年間続けようという思いでした。
振り返ってみると、このチューバとの出会いから今日まで続く楽器との付き合いが始まったきっかけでした。